僕には、世間一般の言い方をするところで、裏切られ続け、裏切り続けた人が居る。僕は相手の裏切りを許し続けたが、僕の裏切りは1度たりとも許されなかった。だからという訳ではないが、最後まで僕は裏切ることをしなかった。許されなかったのは、相手が僕を、裏切るはずの無い人間だと安心しきっていたせいかもしれない。
こんなタイトルの本がありましたね。
まぁそれは良い。
今日、ゲド戦記の新バージョンのCMを見た。その中の台詞から抜粋〔うろ覚えだが〕。
『人間は死ぬと分かっているのに命を大切にできるのか』『死ぬのが怖い訳ではない、生きるのが怖いだけ』
この様な感じ。
蜩の切なげな鳴き声は、
夕暮れの風物詩であるという先入観に基づき、
朝に聴けば憂鬱になると知る。
他種の蝉
まだ鳴きもしない今年の初夏に、
季節をはぐれた蜩が居た。
春過ぎて愛を求める鶯もいる。
明け方、夜中
好きに雷雨が通り過ぎ。
夏の定例は過去の遺物になるのか知らん?
重い雨雲未だに消えない。
こんな狂った季節には
私の体躯が軋み出す。