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朔 (櫻 朔夜)
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※イラストは某絵掲サイトにてQサマの線画に塗り・加筆させて頂いたモノです。
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こんなタイトルの本がありましたね。

まぁそれは良い。
今日、ゲド戦記の新バージョンのCMを見た。その中の台詞から抜粋〔うろ覚えだが〕。
『人間は死ぬと分かっているのに命を大切にできるのか』『死ぬのが怖い訳ではない、生きるのが怖いだけ』

この様な感じ。




人間は、生きていれば当たり前に矛盾を生み出し、気付いた人間はそれに葛藤する。葛藤しながらも、それを活かすか生殺しにするかは人間によっても違う。

本当に人間に必要無いものとは何だろう。

妬みや嫉み、憎しみか?武器か?戦争か?

今、負のイメージが付き纏う例を挙げたが、本当にこれが必要無かったかと言えばそうではない。これらは人間にあった最初の感情や行動だ。狩猟を主とし、生きる為に奪う種族だった人間に、闘争・競争本能はあって当たり前。現に実験として行われ、人間が異様な興奮状態に陥る事が証明されていることは、周知の事実だ。

では他に何が?金か?家族か?国家か?それとも自我か?他人か?…違う。

答えは、『虚無』。

虚〔むな〕しく、心が空の状態。
元々、人間に心を空にする能力などは無い。精神を破綻させて無に成る事はあっても、自我を持ち生きている以上、無に成ったと『感じる』・または無に成れると『知っている』心が在るからだ。

必要無いと思うモノとは、必ず一度は必要とした過去があるものに他ならない。自分に他人は必要無いと思う人は、かつて他人を渇望し、餓え、満たされず仕舞いだった。争い事を嫌う人間は、かつて争いに耐えきれない時期があった。それ故、人間はかつて絶望した事に背を向け、必要無いものとして心頭に刷り込んで虚無を得、依存する。自分が『無』になることが出来るという『虚栄』を振りかざし。『無』という感情で心を一杯にし。その実、無であることを感じている。即ち『無』ではない。この『虚無』でさえ例に漏れない。打破できるのは意志だけだ。


『虚無』という漢字をバラす。『虚』とは、『実〔じつ〕の無い』という意味を持つ。つまり、『実の無〔な〕い無〔む〕』が真意である。
心を無にできる、他人や自我は必要無いという、心に『無』を持つ人間は、絶望の経験から『有』を肯定できないだけだ。


一言付け加える。『虚』に『口』を足すと『嘘』になる。
口に出すほどに『実の無い無』は加速する。


生きるのに脅えてはいけない。例え小さなことでも、生きている限り、何も得るモノが無い時なんて無い。
在るはずの無い無は棄てろ。かつて得られなかったものを掴む為。

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