独りで生きていると思い込んだ者がいる。例えばそれが、本当にそうだとしても、それを見ている他人が居る以上、完全な独りなど在り得ない。
他人と比べられるのが嫌だと言う者がいる。それなら唯一の自分を大切にすればいい。自分の確立が自身で出来ないのなら、比べられている対象すらも見えていないのだろうに。
個性と集団性を履き違えている者がいる。個性的と謳われ、大勢の目に触れた以上、その個性は脆い物となる事を知っているなら構わない。
先入観に捉われた者がいる。やってみなければ解らない事、知ろうと思わなければ知れない事を後回しにし続け、自分には出来ないと言い続けるのであれば、二度と口にするな、と思う。
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