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朔 (櫻 朔夜)
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男性
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自己中30%・アルコール15%・思い込み20%・意欲35%,でも人生換算は120%(アホ

※イラストは某絵掲サイトにてQサマの線画に塗り・加筆させて頂いたモノです。
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化学変化の仮定と過程
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届かずの声
置き去りの床

聞こえ来るのは
唄人の弦


動かずの声
浸蝕の壁

静を裂くのは
爪弾く調べ


眠らずの声
再生の窓

忍び入るのは
透明な息



声は絶てど
唄は届く

天井を突き抜け
這う蔓の如く


声は枯れど
唄は響く

天上へ突き抜け
縫う風の如く

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導かれ
彼の円環の地へ

踏み締めて
彼の広大な地を


輪廻る道筋
旅の道程

呼吸の最初は
忘れ得ぬ時

咆哮の先など
誰も知らない

長く 永く
遠く 近く



耳澄ませ
彼の終らぬ唄を



終わりの大地は
始まりの空

陽炎の中
彼の楽園へ

辿り着くには
ただひたすらに

長く 永く
遠く 近く

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妖しく傾く天秤は


右に本能
左に理性

ゆら ゆら ゆらり

舞い踊る


ゆら ゆら ゆらり

逝っては戻る




光の一筋
涙の一粒

あれば針とて定まろう



右に欲望
左に無

ゆら ゆら ゆらり

秤は嘲笑う
 

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白い部屋だった
僕は眠りながら
歌を唄っていた

猫が見つめてる
その世界は何?


白い部屋のなか
僕は息絶えて
歌を聞いていた

猫が見つめてる
あの世界は何処?


白い部屋だった
僕は腐敗して
歌も忘れていた

猫が見つめてる
あの人影は誰?


死の部屋だった
猫が笑いながら
歌を歌っていた

僕が見つめてる
あの屍躯は誰?


黒い空間だった
歌が泣きながら
猫を貪っていた

僕が見つめてる
あの部屋は何処?



猫が 歌が 部屋が

消え去った



全部 全部 全部

僕が消した
 

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その瞳が物語る

遠く沈む愛
いつか見た恋

言葉は唇から溢れて
瞳に涙滲む



その瞳が物語る

遠き道筋
いつか見た場所

言葉は耳から零れて
瞳は色を探す



その瞳が物語る

貴い意思の芽
いつか見た夢

言葉は思想を越え
瞳に光宿る



瞳は物語り
言葉は語らない


めくられた頁は
瞳に映る瞳


遠く呟く声

瞳覗き込んで
 

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死すらも超えた
孤独の部屋で
躯を丸めておりました

其処は黒くも
ただ皆無
孤独の部屋は
ただ広く


生すら超えた
孤独の部屋で
膝を抱えておりました

其処は白くも
ただ皆無
孤独の部屋は
ただ狭く



胸の傷みは
時間を止めて
躯の痛みは
思考を停める

頭は悼みを
増すばかりだと
彼方の貴女は呟いた



嗚呼 なれど



全てを超えた
孤独の部屋は
何かを超えて
ひとりを招く

アナタひとりが
待つ人を




いたみは鍵

何時か朽ちる

その時まで

お休みなさい

何もかもを

飛び越えて







這い出せと
呼ぶ声が聞こえ
産声を
高らかに

アナタひとりを
待つ場所へ
 

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悲しきかな上弦の月
その弓は何処へと向き
その鏃は何処へ射る
矢羽は歌を詠み
その弦は 何を想う


儚きかな下弦の月
その弓は何時へと軋み
その鏃は何時へと翔ける
矢羽は歌を吟じ
その弦は 何を知る


美しきかな弓張月
その弓は前世
その鏃は来世
矢羽は歌を放ち
その弦は 現し世を


満ちたいと願っては
環を象って
 



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私に手があるのは
何かを掴み離さぬ為

貴方に手があるのは
何かに投げて放つ為



私に足があるのは
何かを受けて止める為

貴方に足があるのは
何かに押して流す為



私に目があるのは
何かを見守り続ける為

貴方に目があるのは
何かに訴えかける為



それはね



私に心があるのは
誰かの心を想う為

貴方に心があるのは
誰かに伝えられる為



私に記憶があるのは
誰かが残した何かの為

貴方に記憶があるのは
誰かが消した何かの為



それはね



私が代わりに忘れない
それらを

貴方は忘れてもいい
これらを





そこに恐怖があるのなら
私の何かはその為に

『それはね…』

貴方の何かは貴方の為に
 

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在るはずの物が 無いと言うなら
有るべき場所に 無いと言うなら
それは元から なかったんだろう
例えば愛とか 大切な物


無いはずの物が 在ると言うなら
無かった場所に 有ると言うなら
それは元から あったんだろう
例えば愛とか 大切な物



常の何かは 遥かに遠く
非常の何かは 遥かに近い
答えは何時でも そこにあり
応えは何時しか 消えていく



イデアの袂に戯れて
無限の『   』と対峙する

忘れ得ぬ物
意味を成す事
全ては在りし 己の中に

忘れ得た物
意味の無い事
全てを有して 自己を成す

 

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逢いたくて 逢いたくて
私は貴方を侵食しに行く
触れたくて 触れたくて
私は貴方を浸食しに行く

霞んだ光は陰を縁取り
浮かぶ陰から光は割く
光は溢れて陰から零れ
陰は光に闇を増す


蝕み尽くすは刹那であれど
久遠の営み手繰る時流


逢いたくて 触れたくて
逢いたくて 気がふれて

その一度 交わって
その後は また今度

好色の戯事は
創造の理へ


逢いたくて 遇いたくて
私は貴方を侵食しに行く
振れたくて 触れたくて
私は貴方を浸食しに行く


私は貴方を 侵蝕 死に逝く

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