夜中も過ぎの
ダラダラした妄想。
お彼岸だった。
あまり世間の休みやら旗日と関係の無い仕事だからだろうか、最近少し疎い。
彼岸てぇのは
三途の河の向こう岸だが
果たして
あの世ってのはあるのだろうかね。
死んでみにゃ分からん。
ただし自分は『ある』と
そう思っている。
その向こうが天国だろうが地獄だろうが
当人が現世で経た本質が具現化される世界。
誰も生きては辿り着けない場所であって
それでいて
余りにリアルな世界観。
人間の最大の欲であろう不死は
こんな形で表面的に満たされている。
彼岸の果ては
悲願の成就。
復活は限られた者、
選ばれた者の特権。
その復活に実体が
伴うか否かであっても
真の『死』は体の停止ではなく
忘れ去られた時に訪れる気がする。
天国が
死んだ者ではなく
生きている者に必要とされるのと同じ様に。
私は天国はあると思っている。
忘れたくない人達がそこに居るから。
彼らはそこで
誰かが思い続ける限り、永遠に生きる。
私は行けるだろうか
彼方の岸へ
私は逝けるだろうか
天の国へ
いつかは辿り着く
いつかの為に今を 夢を
痛みを
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