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朔 (櫻 朔夜)
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※イラストは某絵掲サイトにてQサマの線画に塗り・加筆させて頂いたモノです。
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化学変化の仮定と過程
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最近時間ができたから、よくネットをウロウロするようになった。
ものすごく目を惹く記事や作品があったり
二度と見たくなくなるようなものもある。

更には、一見ものすごい芸術的に見えるのに、
全く輝かないものもある。

そして、一見ただの落書きのようなものが
素晴らしく輝いて見えるものもある。


何だろうかね、ものすごいブログを見たんだよ。
筆力はあるし、構成も流れるようで、何より語彙と知識が多い。
本当に完璧だった。
考える要素はたくさんあったし、是非その思考の一端を覗いてみたいとも思ったね。





けれど、何と言うか、それは機械のような文章だった。





…確かにものすごい知識の幅だと思う。それも、多分一般的にはあまり手に入らないであろう専門分野の知識において、だ。一体どうやってその機械的な文章をあんなに長く綴れるのか、そして、あれだけ長いのになぜ均一に無機質を感じるのか。

その話題は科学から宗教までが、揶揄として用いられたりなんだりして、読んでいるこちらにも相当な根気がいるのではないかと思われた。そして、人間(自分)のことについて、延々と語っている。生きる事、死ぬ事。生まれて消えていく命のこと。

そして、言葉遊びのように続くテキストは、この文章や自分、さらにはこれを読むであろう他人すら無意味であると暗喩しながら終わる。冒頭で述べたとおり、一見すると芸術的センスを持っている主のようにも感じる。だが、そこに光はなかった。




何かね、すごいとは思ったんだけど、読者を受付けない「何か」がある。
その文章は螺旋のようで、どちらかというと作者の思考の渦に読者を巻き込むような感があった。読者に考える隙は全くない。読者は絡め取られて、気付くと暗いところに放置されている、そんな文章だ。無機質な気がするのは、そこに生きた思考が見出せないからかもしれない。そこは作者の思想の域を出ないものであって、他人と分かり合えない理由を認めない為の場所だった。
 かと言って、そんな「わかってよ」的な言葉はどこにもない。
あるのは、作者の崇高な孤独を表わす言葉ばかりだ。それを自らを神格化するかのような言葉の羅列だ。まるで、「自分はこうだから解ってくれなくて当たり前」とでも言いたげな。

読んでいる側としては、一応その思想は受付けたいのだが、ほぼ不可能に近い。
文章に壁を感じる。冷たい。生きていない。誰の思考をも受付けない完璧な独自の世界。
届かない知識の域。
ただ楽しもうと思っている読者としては『読んだってお前には解らないだろう』とでも言いたげな文章(思考)など、骨を折ってまで理解しようとは思わない。何せ、他に行けば楽しめるのだから、それでいいや、と思ってしまう。誰からも反応が無いことを大前提としているような文面だ。自分の領域からはきっと出てこないのだろう、という予想はこちらにもつく。何かをコメントしたところで、それは受付けもされない可能性だってある。なので、当然のごとくスルーだ。


すまんが、こっちは生身の人間が知りたいんだ。
死んでいるも同然の機械ニンゲンには興味がない。




その中に
『興味のない人間にとって、テキストという存在はどれだけ有効か』
などというテーマのものもあった。

それだけの筆力があるのに、と悲しくなった。
多分、一生かかっても僕にはかけないような文章なのに。(何か妬ましくなったきたぞ。
その知識は、その言語力は、前には向かないのだろう、きっと。


本当だったら、興味の無い人間にとってテキストなんてあっても無くてもいいものだ。ただ、興味を「持たせる」テキストにすることはできる。本来、表現する・伝えるという根本的な役割をもって生まれた「記す」という行為は、100パーセント能動的でなければならないものだからだ。

本当に心から自己を表現する手段として「テキスト」を選んだのなら、
『興味のない人間にとって、テキストという存在はどれだけ有効か』
ではなく
『テキストはどれだけ有効的に興味を持たせることができるのか』
を論点にしてもらいたかった。

前者ではあまりに受動的すぎる。
ただ言葉の配置を入れ替えただけだが、受け取る側としては、後者の方が受け入れ易い。


僕は思ったよ。
この主は、他人に認められないことが悲しいのではなく、自身を認めることができないのではないだろうかと。そうすれば他人も認められない。
それでも自己愛は持っている。主は、自分自身を小さな存在と思っている以上に、他人の存在が小さいのだろう。その小さな存在に、それよりかは少し大きな自分の存在などわかるはずがないと、画面の反対側から言われた感じがした。
封鎖的で無機質な言葉の数々は、その他人の懐柔を許さない部屋は、だからこそ冷たく、異質な世界だったのかもしれない。



『言葉』が悲しむよ。









どちらかというと、僕もあまり読んで貰いたいとか、同意してもらいたいとか思って書いてないから、何か少し気が重くなったのも事実だけど(笑
けれど、書く以上は、伝えたい。それを善意ととってくれても、悪意ととってくれても一向に構わない。意見するも良し、しないも良し。
ただそれが、小さくても読んだ人に「何か」として残ってくれれば、と思う。

文面から知識の無さが滲み出たって、流れの悪いテキストだと思われたって、心の底から思ったことをただ並べただけの乱文だって、何でもいいじゃん。
意識が生きてんだから。

ただ僕は、誰からも理解されない、などと理論武装した「無効なテキスト」にはしたくない。
そんだけだ。






一般的だろうが芸術的だろうが関係ない。
光るのはそれを創った「人」。
作者が光れない限り、そこから生まれたモノには何も写り込まねぇよ。
その「光」がどんな存在でも構わない。明暗に関係なく一点を確立することが光りなんだとそう思う。その「一点」が自分自身だと気がつかない限りは、永久的に無効な創造物しか作り出せんだろうさ。


本当はこの主も、ただその部屋ではそんなキャラ設定をしているだけなのかもしれないけど、だとしたら二重人格か?ってなぐらいだ。それともあれか?ただ僕の理解力不足かね。

まぁ、そんな大口叩けるかっつったら、僕はきっと分不相応なんだけどね 笑



何でここまで突っ込むかって?
だって、プロフに29歳(♂)って書いてあるんだもん。


「オイオイオイ…思春期か?」

てな感じで。




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